イリュージョン (2011年の映画)
イリュージョン | |
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La femme du Vème | |
監督 | パヴェウ・パヴリコフスキ |
脚本 | パヴェウ・パヴリコフスキ |
原作 |
ダグラス・ケネディ 『The Woman in the Fifth』 |
製作 |
カロリーヌ・ベンジョー キャロル・スコッタ |
製作総指揮 | テッサ・ロス |
出演者 |
イーサン・ホーク クリスティン・スコット・トーマス ヨアンナ・クーリグ |
音楽 | マックス・デ・ヴァルデナー |
撮影 | リシャルト・レンチェフスキ |
編集 | デヴィッド・チャラップ |
製作会社 |
オウ・エ・クール フィルム4 SPIインターナショナル The Bureau |
配給 |
オウ・エ・クール Memento Films International |
公開 |
2011年11月16日 2012年2月17日 2012年9月28日 |
上映時間 | 83分 |
製作国 |
フランス ポーランド イギリス |
言語 |
フランス語 英語 ポーランド語 |
興行収入 |
$162,766[1] $261,698[1] $662,887[1] |
『イリュージョン』(フランス語: La femme du Vème、英語: The Woman in the Fifth)は、2011年のフランス・ポーランド・イギリスのサスペンス映画。監督はパヴェウ・パヴリコフスキ、出演はイーサン・ホークとクリスティン・スコット・トーマスなど。原作はダグラス・ケネディの小説『The Woman in the Fifth』。
日本では劇場未公開だが、2012年5月25日にDVDが発売された[2]。
ストーリー
[編集]売れない作家のトム(イーサン・ホーク)は、家庭内暴力が原因で、家族への接近禁止命令が出されていた。 ところが、人生をやり直そうと家族に会うため訪れたパリで、トムは荷物を盗まれてしまう。 不衛生な場末の宿屋に身を置き、支配人に紹介され警備員として働きながら、トムは秘かに娘に会いに行く。 そんなある日、謎の未亡人マーギット(クリスティン・スコット・トーマス)に出会い、彼女との関係が深まるにつれ、トムの人生は好転するかに見えた。
しかし、トムは警備中の建物内で、何かを引きずった血痕を見つける。 さらに、マーギットの家から帰ると、なんと自室で隣人の遺体を発見する。 容疑者として疑われたトムは、取り調べでマーギットの家にいた事を話すが、マーギットという女性は既に亡くなっている事が判明する。 真犯人が捕まり、釈放されたトムはマーギット宅を訪れるが、人の気配がせず隣人に話を聞くと、そこは何年も前から空き家だと言われてしまう。 さらに娘が失踪してしまい、混乱したトムは再びマーギット宅へ向かう。 そこには亡くなったはずのマーギットが居り、トムは彼女の首を絞めながら娘を返すよう懇願する。 するとトムの前に失踪した娘がふらりと帰って来るのだった。
キャスト
[編集]- トム: イーサン・ホーク
- マーギット: クリスティン・スコット・トーマス
- アニア: ヨアンナ・クーリグ
- セゼル: サミール・ゲスミ
- ナタリー: デルフィーヌ・シュイヨー
作品の評価
[編集]アロシネによれば、フランスの14のメディアによる評価の平均点は5点満点中2.8点である[3]。 Rotten Tomatoesによれば、57件の評論のうち高評価は60%にあたる34件で、平均点は10点満点中5.8点となっている[4]。 Metacriticによれば、18件の評論のうち、高評価は8件、賛否混在は8件、低評価は2件で、平均点は100点満点中57点となっている[5]。
出典
[編集]- ^ a b c “The Woman in the Fifth” (英語). Box Office Mojo. 2022年9月17日閲覧。
- ^ “イリュージョン [DVD]”. amazon.co.jp. 2022年9月17日閲覧。
- ^ “Critiques Presse pour le film La Femme du Vème” (フランス語). AlloCiné. 2022年9月17日閲覧。
- ^ "The Woman in the Fifth". Rotten Tomatoes (英語). 2022年9月17日閲覧。
- ^ "The Woman in the Fifth" (英語). Metacritic. 2022年9月17日閲覧。